ヤマト国際宅急便 手書きの送り状作成が面倒!解決方法を紹介します。

Uncategorized

ウクライナの情勢不安に端を発して、欧州の航空便に欠航が相次いだ影響を受けて、2022年3月8日に日本郵便が一部地域への国際郵便及びEMSを引受停止としました。

eBayなどで欧州に販売を行っている方の中には、代替の発送手段としてヤマト運輸の国際宅急便を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

国際郵便で送れなくなってしまった国に送りたい!

ヤマトの国際宅急便では送れるようだけど、送り状やインボイスって手書きでしか作れないの?

このようなお悩みをお持ちの方に今回は、ヤマト運輸が提供している国際宅急便の送り状インボイス作成ツール”ワールドポータル“を利用するための方法を説明します。

国際宅急便とはどんなサービス?

ヤマト運輸のHPによると、世界の国々へ贈り物や商品等を送る場合にご利用いただける、海外向けの宅急便です。日本国内の宅急便とは異なり貿易扱いとなるため、各国の輸出入制限が適用されます。とのこと。

日本に住んでいる方なら一度は使ったことがある”宅急便”の国際版ですね。

サービスを利用するにあたって必須となる送り状の作成方法を以下にて説明します。

送り状の作成方法には2種類ある

国際宅急便を利用するには、専用の送り状を準備する必要があります。普段使用されている国内向けの宅急便送り状では海外へ送ることは出来ませんので注意してください。

送り状の作成方法には2種類あります。

国際宅急便送り状の作成方法
直営店でもらえる手書き送り状を使用して作成
ワールドポータルを使用して送り状を作成

①の手書き送り状の作成方法に関しては、ヤマト運輸のHPに詳しく記載されていので下記リンクから確認をお願いします。

②のワールドポータルというのはヤマト運輸が無償で提供しているシステムのことで、PCで送り状やインボイスを作成する機能があります。

手書きで送り状を作成すると、いくつも荷物を送る場合には大変ですし、書き損じた場合にはイチからやり直す必要もあります。

システムで作成すれば、間違いやすい海外の住所をコピー&ペーストで入力することも可能で非常に楽なのでこちらの方法を取ることをお勧めします。

ただし利用には制限があるので、その条件を以下で紹介します。

ワールドポータルを利用するためには

ワールドポータルを利用するためには3ステップあります。

ワールドポータルを利用するまでのステップ
①ヤマト運輸と法人(掛売り)契約を締結する。
②ヤマトビジネスメンバーズ(YBM)の利用申し込みを行う。
③ヤマトビジネスメンバーズにログインしワールドポータルを利用可能状態にする。

①ヤマト運輸と法人(掛売り)契約を締結する

ワールドポータルを利用するためにはヤマト運輸と法人(掛売り)契約を締結している必要があります。法人契約と記載がありますが、法人登記が無い個人事業主の方でも契約している例がありますので法人登記は必須条件では無いようです。

まずは下記の申込フォームから申し込みをしてください。

②ヤマトビジネスメンバーズの利用申し込みをする

ヤマトビジネスメンバーズとは、宅急便関連業務の手間を削減して、ビジネスの効率化から拡大支援までを行う、宅急便をさらに快適にご利用いただけるWebサービスです。

国際宅急便の送り状を発行することができるワールドポータルもこのヤマトビジネスメンバーズのいち機能として利用が可能です。

①の法人契約が完了すると、お客様コードというコードが発行されますのでヤマトビジネスメンバーズの利用申し込みが可能です。

③ヤマトビジネスメンバーズにログインし、ワールドポータルを利用可能にする。

ヤマトビジネスメンバーズの申し込みをしログインすると、下図のようなTOPページが表示されます。

左端のメニューの中のサービス一覧をクリックするとヤマトビジネスメンバーズで利用できるサービスが一覧表示されますので、ワールドポータルのアイコンを探してください。

ワールドポータルアイコン

ワールドポータルのアイコンをクリックするとサービスの詳細説明画面に移行するので、このサービスを利用するボタンを押してください。

すると、下のようなワールドポータルのトップページにたどり着くことが出来ます。
次回以降はご利用中のサービス欄にワールドポータルが表示されるのでワンクリックで起動することが可能なので、面倒なのは最初だけですね。

まとめ

ワールドポータルを利用するための手順に関しては以上です。ポイントをまとめると、

チェックポイント

国際宅急便は国際郵便で送れない国へも送ることが可能(2022年3月14日現在)

送り状は手書きで作成とシステムで作成の2通りで作成可能

システムで作成するためにはヤマト運輸との法人契約が必要

コメント

タイトルとURLをコピーしました