【レビュー】「不登校は1日3分の働きかけで99%解決する」

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「不登校は1日3分の働きかけで99%解決する」著者:森田直樹
を読了したのでレビューを書きます。

この本を読んだきっかけ

昨年11月ごろから年長の娘が頻繁に泣きだすようになりました。
仕事の都合で正規の時間でお迎えに行けず延長保育になるときや妻が早めに出勤し登園までの1時間ほどの時間などに気づいたらぐずり出し部屋の隅で泣いているのです。
以前は同じような状況でも泣くようなことはなかったので、このような変化の原因が何なのか知りたいと思い、友人に相談したところこちらの本を紹介してもらったのでした。

感想

娘の状況とはちょっと違うかな・・

本の内容には共感し実践してみようと思えることが書いてありましたが、私の娘の状態はここで書かれている例とは少し違うかな、と思いました。
この本では、不登校やその手前の小・中学生のケースを例に取り上げられており、親が実践するべきことの紹介や実践した結果どうなったのか、が書かれています。私の娘は、保育園に聞きたくないと言ったことはまだなく、「ママと離れるのが嫌」「外出中に何か事故にあってしまうのではないか」という不安から泣いているように見えているので、しっくりきませんでした。

もちろん大いに学ぶ部分もあった

一方で、この本で紹介されている「こころのコップに自信の水を注ぎ続けてあげる事」は普段子供たちと過ごす中で大切にし、実践していくべきことだと感じました。

子供にとっての親は絶対的な存在で、その言葉・行動は彼らの人生に少しずつ確実に影響を与えている。子供の言ったこと、やったこと、小さな変化をよく観察しそれに対して自身の感情を交えて伝えてあげることで、子供たちの自信の水をためることが出来る という部分に大いに共感しました。

日々の忙しい生活の中で、小さな変化に気が付けるほど子供に接していくのは非常に大変だけれども少しづつ実践していければいいなと決意した一冊でした。

内容以外に気になった点

悩んでいるのはたいてい母親

本質とは違うのですが、気になった点が一点。
著者が実際に携わったケースを何件か消化してくれているのですが、不登校の子供に対して悩んで相談に来ているのはすべてお母さんだったんですね。お父さんが全然登場しない。
今から10年以上前に出版された本なので状況が違うのかもしれないけれど、子育ての(特にイレギュラー時の)メインプレーヤーは母親になりがちです。

なんでそうなるのか

私は、学校や保育園、ママ友とのお付き合いの窓口が母親だからだと思いました。
イレギュラーなことの多くは、家庭内からではなく家庭外で発生するものですよね。その窓口を母親が担っているのでイレギュラーの対応も必然的にそうなってしまうのではと考えました。
私も、なかなかママ友との付き合いは苦手なのですが、そこもキチンとやっていかないと本当の意味での分担はできないと感じました。

ルーティーン

なし

以上

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