EMS(国際スピード郵便)の値上げについて

国際郵便・宅配便

2022年1月18日に日本郵便株式会社からプレスリリースがあり、EMSおよび国際郵便の値上げが発表されました。特に米国向けの値上げ率は尋常ではなく、eBayなどで越境通販に取り組んでいる方にとっては戦略の見直しを迫られる内容ではないでしょうか。以下に詳細を記載します。

対象となるサービス

今回値上げとなるサービスは以下の4サービス。
それぞれのサービスについて、値上げ幅の大きい米国向けに絞って料金を比較していきます。
ちなみに、今回の料金改定に伴ってEMSと小包でそれぞれ違っていた地帯区分が統一されました。
これは分かりやすくなるので良い変更ですね。
(これまでは、例えばEMSの米国向けは第2地帯だったのに小包は第3地帯だった、、わかりづらい!)

EMS(国際スピード郵便)

キリの良い重量帯だけ抜粋してみました。
500gの時の運賃、値上げ率175%はえげつないですね。
それほど採算性が悪かったのでしょうか。。。?

航空扱いとする小包郵便物

こちらもEMSほどでは無いにせよ小さな重量帯での値上げ幅が大きいですね。
旧料金をEMSと比較すると、配達スピードが遅い小包郵便のほうが高い。いびつな設定だったんですね。

SAL扱いとする小包郵便物

上二つのサービスとは違って、重くなればなるほど値上げ率が上がる構造。

船便扱いとする小包郵便物

特別追加料金はどうなるのか

特別追加料金に関して、2022年3月にプレスリリースがありました。

EMSについては6月1日以降も継続して追加料金が掛かることに加え、これまで適用されていなかった国際小包にも適用されることとなりました。

詳細はこちらの記事をご覧ください。

以上

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